第87回イオン反応研究会
「装置開発を伴う実験研究」
- 日時:
- 2025年12月26日(金) 12:30から
- 会場:
- 大阪公立大学 杉本キャンパス 理学部G棟1階 サイエンスホール
(〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138) 対面のみ
- JR阪和線「杉本町駅」下車、東口すぐ
Osaka Metro御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口より南西へ徒歩約15分
アクセス:https://www.omu.ac.jp/about/campus/sugimoto/
(会場はキャンパスマップの旧教養地区12理学部G棟)
- 主催:
- 日本質量分析学会イオン反応研究部会
- 趣旨:
- 装置開発を伴う実験研究
知りたいことを知る、観たいものを観るときに既存の実験装置で対応できない場合、自身で装置を開発して研究を進めます。装置開発を伴う実験研究は、成果となるまでに時間とお金、労力がかかるため、最近は個人で進める研究者の数が減った印象を受けます。大学のイベントで中高生に自作装置を紹介すると、理系の研究は難しいと思って来たけど、実際見てみると楽しそう、やってみたい、自分で作るのか!などの感想を頂き、私が20代初めに冨宅研究室で感じた気持ちを思い出します。自身の経験からも装置開発の教育効果は高いと感じているため、大人の都合で子供が学べる機会が減るのは避けたいところです。今回はそのような状況のなか、独創的な装置開発による実験研究を進めている4名の先生にご講演していただけることになりました。講演後に実験室見学と交流会を開催します。
装置開発には出身研究室の流儀や個人の経験がありますので本研究会で共有し、参加者の皆様と一緒に前に進めたら良いなと考えています。
- プログラム:
- 12:30~12:35
- 趣旨説明 藤原亮正(大阪公立大学)
- 12:35~13:25
- 岩本賢一(大阪公立大学)
「イオン移動度分析装置を用いたイオン/分子反応の生成物の構造解析」
- 13:25~14:15
- 村松悟(広島大学)
「極低温イオントラップ気相分光法:装置の製作〜改良の過程と展望」
- 休憩
- 14:30~15:20
- 大下慶次郎(北海道教育大学)
「低温イオンモビリティ質量分析の装置開発とマルチプレックス化の検討」
- 15:20~16:10
- 前澤裕之(大阪公立大学)
「テラヘルツ分光で捉えるダストプラズマや惑星大気の微量分子」
- 16:10~
- 実験室(A棟3階前澤先生)見学
- 18:00~
- 交流会(田中記念館)
- 講演会参加費:
- 無料
- 交流会参加費:
- 4500円(当日現金支払)
- 講演と交流会の参加登録フォーム:
- https://forms.office.com/r/y2Bb2fWZPg
- 登録締切:
- 2025年12月15日(月)
会場準備の都合上、早めの参加登録お願いします。
- 問合わせ先:
- 大阪公立大学大学院理学研究科 藤原亮正
e-mail: fujihara@omu.ac.jp
(メールアドレスの全角@を半角@に直して送信してください)
- イオン反応研究部会:
- 大下慶次郎 (北海道教育大学),大塚洋一(大阪大学),川崎英也(関西大学),七種和美(産業技術総合研究所),菅井俊樹(東邦大学),竹内孝江(大阪大学),田尻道子(横浜市立大学),チェンリーチュイン(山梨大学),二宮啓(山梨大学),藤原亮正(大阪公立大学),三宅里佳(大阪大学・会計),山垣亮(サントリー生科財団)