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シンポジウム
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A 会場(ホール棟2階 小ホール)
S1「次世代のイオン化法」
(第1日 5月25日(水) 9:50-11:50 A会場)
オーガナイザー:平岡賢三(山梨大)
 電子イオン化,エレクトロスプレー,MALDIを超える新しいイオン化法を提案する.また,新世代のイオン検出器に関する情報を提供.
(9:50-10:30)
1A-S1-01 次世代イオン化法の創生
( 山梨大学)
o平岡賢三
(10:30-11:10) 座長:平岡賢三
1A-S1-02 Surface-Assisted Laser Desorption Ionization (SALDI). Practices, Fundamentals, and Relation to MALDI
( Yamanashi University)
oJan Sunner
(11:10-11:50) 座長:平岡賢三
1A-S1-03 イオン検出器のブレイクスルー:超伝導検出器
( 産総研)
o大久保雅隆
S2「21世紀を担う装置の開発」
(第1日 5月25日(水) 15:50-17:55 A会場)
オーガナイザー:石原盛男(大阪大)
 科学の発展と技術開発(装置開発)は車の両輪である.片方だけでは健全な発展は望めない.しかしわが国では応用研究の隆盛にくらべ装置開発の比重が著しく小さくなりバランスを欠いている.ここでは21世紀を担う装置の開発に的を絞り,今後の展望を考える機会としたい.
(15:50-16:15) 座長:石原盛男
1A-S2-01 直交加速飛行時間質量分析計とその新しい応用
( 日本電子)
o田村 淳
(16:15-16:40) 座長:石原盛男
1A-S2-02 複合型質量分析装置QIT-TOFの現状と将来
( 島津)
o御石浩三
(16:40-17:05) 座長:石原盛男
1A-S2-03 nanoLC-イオントラップ-oTOF/MSの開発
( 1日立ハイテク ・ 2日立製作所 中央研究所 ・ 3日立製作所 日立研究所)
o照井 康1 ・ 望月康平1 ・ 和氣 泉2 ・ 小林金也3
(17:05-17:30) 座長:石原盛男
1A-S2-04 マルチターン飛行時間型質量分析計の開発
( 大阪大学)
o石原盛男
(17:30-17:55) 座長:石原盛男
1A-S2-05 エレクトロスプレーイオンモビリティー質量分析装置の試作
( 関西大・工)
o荒川隆一
S6「メタボロミクスとバイオインフォマティクス」
(第2日 5月26日(木) 15:20-18:20 A会場)
オーガナイザー:田口良(東大)
 メタボロームは遺伝子やタンパク質の機能解析という点では genotype と phenotype を結ぶという点で molecular phenotype とも呼ぶことが出来,この代謝物解析の重要性は近年,とみに増してきている.
 このシンポジウムではメタボローム解析において質量分析で得られる測定 data から,どの様に変動要因を明らかにしていくかという問題について,多変量解析を用いた統計的手法の利用という観点と,代謝分子を同定するために,個々の代謝物の分子量関連イオンやそのフラグメントの質量 data base をどのように構築してゆくかという点を主要なテーマとして取り上げた.
(15:20-16:20) 座長:田口良
2A-S6-01 Understanding global systems biology using spectroscopic tools and metabonomics
( Imperial College London)
oJeremy Nicholson
(16:20-16:50) 座長:田口良
2A-S6-02 質量分析を用いたメタボロミクスにおけるケモメトリクス
( 大阪大学)
o福崎英一郎
(16:50-17:20) 座長:田口良
2A-S6-03 プロトン化分子と開裂のMSデータベース共同体について
( 1JCLバイオ ・ 2JCLバイオ ・ 3JCLバイオ)
o戸塚善三郎1 ・ 塩山昇平2 ・ 村井久美3
(17:20-17:50) 座長:平山和雄
2A-S6-04 脂質メタボロームの為のデータベースと解析システム
( 東大院医)
o田口 良
(17:50-18:20) 座長:平山和雄
2A-S6-05 メタボロームのための代謝パスウェイ電子マップ
( 1東大新領域 ・ 2慶應IAB ・ 3さきがけ)
o有田正規1,2,3
S9「タンパク質の質量分析―黎明から最近のプロテオミクスまで―」
(第3日 5月27日(金) 15:20-17:20 A会場)
オーガナイザー:平山和雄(味の素)
 タンパク質の研究において,質量分析の占める割合が急速に拡大してきた.黎明から最近のプロテオミクスまでを二人の演者に語ってもらう.
(15:20-16:20) 座長:平岡賢三
3A-S9-01 タンパク質の質量分析-世界を切り拓くことの愉しさと孤独-
( 味の素(株))
o平山和雄
(16:20-17:20) 座長:田口良
3A-S9-02 A Review of Methods to Circumvent Low Duty Cycle and Poor Peak Capacity when Analyzing Complex Peptide Mixtures via LC-MS-based Shotgun Proteomic Technologies.
( 1UW Med Chem ・ 2Insilicos ・ 3Michrom)
Houle Wang3 ・ Yang Wang3 ・ Kerry Nugent3 ・ Soyoung Ryu1 ・ Catalin Doneanu1 ・ Greg Taylor1 ・ Brian Pratt2 ・ Erik Nilsson2oDavid Goodlett1
B 会場(ビル棟4階 市民ホール)
S3「”危機”分析 - 科学捜査, テロ対策における質量分析」
(第1日 5月25日(水) 15:50-17:55 B会場)
オーガナイザー:平林由紀子(日立製作所)
 毒物の分析,科学捜査など,安全を守るために質量分析が活躍する場が広がっている. 次世代は,さらに様々なシーンで分析技術が必要とされるようになると考えられる.そこで,社会を守るための分析技術の現状を探り,将来の取組みについて議論する.
(15:50-16:15) 座長:能美隆
1B-S3-01 災害とテロその危機管理
( 千葉科学大学)
o平野敏右
(16:15-16:40) 座長:能美隆
1B-S3-02 NBCRテロの脅威と対策
( 環境・災害対策研究所)
o森野安弘
(16:40-17:05) 座長:能美隆
1B-S3-03 化学兵器とその処理
( 産業技術総合研究所)
o藤原修三
(17:05-17:30) 座長:平林由紀子
1B-S3-04 質量分析法の科学捜査における有用性
( 福岡県警科捜研)
o森永眞利
(17:30-17:55) 座長:平林由紀子
1B-S3-05 セキュリティと質量分析:各種危険物の即時検出への取り組み
( 日立中研)
o高田安章
S5「分子を切る新しいはさみ:電子移動解離(ETD)」
(第2日 5月26日(木) 8:50-10:50 B会場)
オーガナイザー:竹内孝江(奈良女子大)
 MSにおいて近年開発されたいろいろな分解反応の話題を取り上げ,フラグメンテーションの理論からの議論を展開する.特に発展が期待されている電子移動解離(ETD),例えば,リニアー型イオントラップを用いた電子移動によるフラグメントイオンの生成に焦点をあてる.またETDと深く関わっている電子捕獲解離(ECD)の理論的研究を解説し,その分解機構を議論する.
(8:50-9:05) 座長:中村健道
2B-S5-01 分子を切る新しいはさみ:電子移動解離(ETD)  --序および理論的アプローチ--
( 奈良女大・理)
o竹内孝江
(9:05-9:30) 座長:竹内孝江
2B-S5-02 質量分析法における電子の移動により引き起こされる解離の特長
( 大阪府立大学大学院)
o早川滋雄
(9:30-9:55) 座長:早川滋雄
2B-S5-03 低エネルギーイオンー分子衝突による電子捕獲過程と分子解離過程の新しい知見:質量分析への応用
( 九州大学)
o季村峯生
(9:55-10:40) 座長:竹内孝江
2B-S5-04 Electron Transfer Dissociation (ETD): Instrumentation, Chemistry and Applications
( 1U. Virginia ・ 2Thermo Electron)
oJohn Syka1,2 ・ Joshua Coon1 ・ Beatrix Ueberheide1 ・ An Chi1 ・ Leann Hopkins1 ・ Dina Bai1 ・ Jeffrey Shabanowitz1 ・ Donald Hunt1
(10:40-10:50) 総合討論
S7「MALDI-MSによるポリマーキャラクタリゼーション: その到達点と将来展望」
(第2日 5月26日(木) 15:20-18:20 B会場)
オーガナイザー:佐藤浩昭(産総研)
 MALDI-MSは,バイオ関連のみならず,合成ポリマーの構造解析の分野においても,有力な解析手法になりつつある.合成ポリマーの一次構造解析の手段として汎用されるサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)とNMRに加えて,MALDI-MSは三本目の柱になりうるであろうか?
 ここでは,分析手法の到達点とも言うべき「国際標準化」の動向から,企業研究現場での「実用化」の現状,学術的な研究における「応用」と「基礎」におけるトピックスについて取り上げ,MALDI-MSによるポリマーキャラクタリゼーションの現在までの到達点と,信頼性のある解析手法となるために必要な課題について議論する.
(15:20-15:30)
2B-S7-01 シンポジウム「MALDI-MSによるポリマーキャラクタリゼーション: その到達点と将来展望」開催にあたって
( 産総研)
o佐藤浩昭
(15:30-16:10) 座長:佐藤浩昭
2B-S7-02 MALDI-MS測定の標準化: 信頼性のある分析手法へ
( 産総研)
o衣笠晋一
(16:10-16:30) 座長:佐藤浩昭
2B-S7-03 MALDI-TOF/MSを用いた合成高分子中の添加剤の直接定量分析
( 旭化成)
o小松里香 ・ 大関 博 ・ 吉田和之
(16:30-16:50) 座長:佐藤浩昭
2B-S7-04 合成高分子用の新規マトリックス剤の開発
( 住友化学)
o中島秀明 ・ 滝川宏司 ・ 岡田明彦
(16:50-17:10) 座長:佐藤浩昭
2B-S7-05 MALDI-MS装置を活用する:機器開発の立場から
( 島津製作所)
o川畑慎一郎
(17:10-17:50) 座長:佐藤浩昭
2B-S7-06 ポリマー基質中の微量成分の直接分析
( 名工大)
o大谷 肇
(17:50-18:20) 座長:佐藤浩昭
2B-S7-07 DIOS-MSによるポリマーおよび添加剤の分析
( 1NEDO ・ 2産総研環境管理技術)
o清野晃之1,2
C 会場(ビル棟4階 市民ホール)
S4「クスリの毒性を克服するために」
(第1日 5月25日(水) 15:50-17:50 C会場)
オーガナイザー:橋本豊(山梨大)
 創薬の場では多くの候補薬物が毒性や薬物動態特性の不具合により drop out してゆく.しかし,これらの不具合をただ漫然と見つめているわけではなく,薬物動態特性を改善するための drug design 研究などは,かなり進展してきた.一方,毒性についてはメカニズム研究,毒性予測などはやっと緒に就いたところといえる.これらの研究には,薬物動態研究者がその手法を駆使し,積極的に関与する必要がある.今回は主に薬物動態研究者の側から見た,毒性研究の現状をoverviewし,更に今後の課題について考える.
(15:50-16:30) 座長:橋本豊
1C-S4-01 薬物代謝および反応性代謝物に由来する薬物毒性
( 三共・薬動研)
o池田敏彦
(16:30-17:10) 座長:岩渕晴男
1C-S4-02 特異体質性薬物肝障害の検討:トログリタゾンについて
( 金沢大学)
o横井 毅
(17:10-17:50) 座長:橋本豊
1C-S4-03 法中毒研究における質量分析の応用
( 藤田保健衛生大法医学)
o石井 晃
S8「同位体を創る,同位体を測る」
(第2日 5月26日(木) 15:20-18:20 C会場)
オーガナイザー:野村雅夫(東工大)
 安定同位体である炭素13,窒素15,酸素18は,現在,日本のメーカーで生産できるようになっている.同位体を創るということは同位体濃縮を行うことである.現状の分離方法では,小さな分離効果を重畳して同位体を濃縮している.ここでは,同位体分離の方法,その原理および同位体の用途について,演者に話してもらい,今後どのように使われるのかを考えていきたいと思う.では,同位体を測定するにはどのような方法があり,今,どのようにして測定しているのか?そして,同位体比を測定することにより何が解り,また,何を知りたいのか,次世代のMSは如何あるべきかを考えていきたいと思う.
(15:20-15:50) 座長:長尾敬介
2C-S8-01 イオン交換法による同位体分離と同位体分析
( 東工大原子炉研)
o野村雅夫 ・ 相田昌男 ・ 藤井靖彦
(15:50-16:20) 座長:野村雅夫
2C-S8-02 ヘリコバクター・ピロリ菌感染診断薬原料としての炭素13及びその濃縮技術
( 東京ガス(株))
o堀 和秀
(16:20-16:50) 座長:野村雅夫
2C-S8-03 NITROX法による重窒素濃縮技術について
( 昭光通商)
八木博志 ・ 佐藤里恵 ・ o森 正己 ・ 村岡研一
(16:50-17:20) 座長:野村雅夫
2C-S8-04 Water18Oの製品化とそのアプリケーション
( 大陽日酸)
o平 博司
(17:20-17:50) 座長:長尾敬介
2C-S8-05 多重検出器型誘導結合プラズマ質量分析法の特長とその応用
( JAMSTEC)
o谷水雅治
(17:50-18:20) 座長:長尾敬介
2C-S8-06 共鳴イオン化質量分析法を用いた同位体計測
( 名古屋大学)
o渡辺賢一 ・ 井口哲夫 ・ 樋口雄紀
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