2003年質量分析初級者講習会 報告

 2003年度春の質量分析・初級者コース講習会が6月25日〜26日、東京・御茶ノ水の化学会館で行われました。例年、この初級者コースは人気が高く、いつも始まるひと月前くらいには定員に達してしまいます。今年はいつもの年の2倍のスピードで応募者が埋まってゆきました。4月1日からWeb上で申し込みを開始しましたが、25日には既に定員の50人に達してしまいました。その後も問い合わせが後を絶ちませんでしたので、更に10人枠を広げましたが、これも5月連休明けには埋まってしまいました。そのため多くの方にはお断りせねばならず、ご迷惑をお掛けしました。秋に、今度は大阪で同様な講習会を開く準備が行われています。今回受講できなかった方は、質量分析学会のHPや学会誌のアナウンス欄を注意して見ておいて下さい。
初級者コース参加者の多くはMSの実務経験1〜3年位の方です。しかし、今回感じたことは、質問内容を聞く限りはとても初級者とは思えない質問も多くありました。MSユーザー層が広がっていると同時に、レベルも確実に上がっているものと感じました。
二日間のコースはかなり盛りだくさんな内容なので、全くの初級者には少し消化不良気味のところもあったかも知れません。受講者の自己紹介の時に初めて知ったことですが、受講者の中には2回目の方がいらっしゃり、今回で完璧に理解出来たといった話しを後で伺いました。また、アメリカの美術館勤務の方や、北海道の外科のお医者さんなども受講されており、本当に幅広い方が参加されていることをあらためて知りました。
さて、2年間講習会を担当してきましたが、我々の役目は今回で終了です。秋からの講習会は大阪大学の高尾敏文先生が担当され、大阪で開催されます。
講習会に参加された皆さん、講師の先生方、そして講習会を支えて下さいました実行委員の皆様に心から感謝申し上げます。最後に、いつも講習会場面の記録を残しておいて戴いている、東京薬科大学・志田保夫先生の作品を掲載しておきますのでご覧になって下さい。
 
 (実行委員一同: 明石知子、笠間健嗣、高橋利枝、高山光男、平山和雄、橋本 豊)



会場風景1

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