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趣意書
第55回質量分析総合討論会は2007年5月15-17日広島国際会議場で開催されます。
メインテーマは「Go! Go! MS ―先導するMS,ひろがるMS―」です。

The Leading and Expanding Mass Spectrometry
「Go! Go! MS ―先導するMS,ひろがるMS―」


 しっかりした基盤研究の上に、今後さまざまな分野で花ひらくであろうMS、その未来に向かって先導するMS、時代のニーズとともにひろがるMS、その姿をさまざまな応用研究から読み取り、そして更なる可能性を豊かでしっかりした基礎研究から見晴るかす。そんな討論会にできればと存じます。これらのMSの基盤研究を育む土壌を築き維持することが日本質量分析学会の役割であり、すなわち、先導するMSも、ひろがるMSも、いわばこの豊かな土壌に咲いたさまざまな花であり、それらが結実した成果の数々と言えましょう。

 近い将来、MSは、ライフサイエンス、ナノテクノロジーに欠かせない測定技術として、医療にもあたりまえに利用される時代がまもなく到来し、MSが身近な存在として、生化学者・分子生物学者にも、材料研究者にも、医療人にも、何の違和感もなく使われる時代がやってくるでしょう。MSが主役となる土壌は熟成されつつあり、若い学生もMS講習会やMS学会に参加する人が増え、まさに、ひろがるMSの時代となってきました。

 このような時に実行委員会を組織し、一般発表の他、外国研究者招待講演4名、初のアジアンセッション、シンポジウム、ワークショップ、ランチョンセミナー、企業の展示発表、懇親会などを企画し準備に取り組んでいます。多数の一般参加者皆様のみならず、いろいろな分野の企業の参加者皆様に十分満足していただけるよう、また質量分析学の発展に大きく貢献できるよう最大限の努力を傾注して参る所存でございます。

 Go!Go!MS! 第55回質量分析総合討論会を成功させるために皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
日本質量分析学会
会長 平岡 賢三
第55回質量分析総合討論会
実行委員長   升島 努
実行副委員長  泉 俊輔


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