第126回関東談話会/第47回イオン反応研究会 合同講演会・勉強会

「MS/MS 解析とフラグメンテーション研究の接点」

主  催: 日本質量分析学会


  MS/MS は生体関連物質等の微量有機分子の同定や構造解析に欠かすことのできない道具となってきていますが,課題も少なくありません.例えば,装置のタイプごとに得られるスペクトルや構造情報が異なる,という問題があります.同じ化合物が装置によって異なったスペクトルを与える背景には様々なイオン活性化法の存在します.活性化されたイオンがどのように分解していくかへの理解やフラグメンテーション機構の解明は,MS/MS 解析をより有効に活用していくための強力な武器となるでしょう.今回は,フラグメンテーション機構研究の第一線で活躍されている演者にご講演をいただくと同時に,勉強会の部として,参加者の皆様からも生体関連分子等の MS/MS 解析に関連する話題をご提供いただき,それら実際の応用につながる問題について講演者を交えて考え,議論する機会を設けます.


日  時: 2004 年 12 月 4 日(土)  13:30~17:00 (予定・勉強会含)


会  場: 東京大学理学部化学本館2階講義室 (1204号室)


講  師: 竹内孝江(奈良女子大学理学部)


演  題:
有機イオンのフラグメンテーション機構に関する実験的および理論的研究
    ―種々のイオン活性化法とフラグメンテーションを支配する因子―


勉強会の部話題: 「MS/MS 及び MS3 で検出されるリン脂質のフラグメントの特性について」
    話題提供者:北條俊章,田口良(東大医)

「ネガティブイオン測定による糖鎖フラグメンテーションについて:MALDI - TOFMSによる1例」
    話題提供者:山垣亮(東大理)


参加費: 無料(来聴歓迎)


参加登録:  事前登録は必須ではありませんが,会場受付の簡略化のため e-mail での参加登録にご協力をお願いします.(1)氏名,(2)所属,(3)日本質量分析学会会員・非会員の別,(4)連絡先 e-mail アドレス(送信元アドレスと異なる場合のみ)をご記入の上 kanto-secretary03@mssj.jp あてにご送信ください.登録確認の返信 e-mail 等はお送りしませんので,あとは直接会場までお越しください.事前に e-mail での参加登録をされずにご来場いただいた方には当日会場での記帳をお願いいたします.


会場の地図と交通: 東京大学理学部化学本館2階講義室 (1204号室) 〒113-0033 文京区本郷7-3-1(本郷キャンパス)

化学館は東京大学正門から安田講堂まで歩くと右手に見える茶色の建物です.入口はグラウンド側(南側)にあります.

東京大学本郷キャンパスの最寄り駅
・本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線)
・湯島駅又は根津駅(地下鉄千代田線)
・東大前駅(地下鉄南北線)



第126回関東談話会/第47回イオン反応研究会 参加申込み先 e-mail
  kanto-secretary03@mssj.jp (勉強会話題提供についての問合せ先も同じ)


講演会ポスター 研究室等にご掲示願えれば幸いです.ここをクリックして PDF ファイルを開き,印刷してください.


その他関東談話会に間するお問合せ等連絡先
  2003-2004 日本質量分析学会関東談話会代表幹事 (学会担当委員)


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2003-2004 関東談話会幹事(*代表):
 

明石知子(横浜市大),小田吉哉(エーザイ),*中村健道(理研),平林集(日立),山垣亮(東大)