ベストプレゼンテーション賞

第63回質量分析総合討論会討論会ベストプレゼンテーション賞受賞者

 第63回質量分析総合討論会討論会では、若手の育成を期すため、ベストプレゼンテーション賞(BP賞)の表彰を行いました。発表申込み時に本賞審査対象となることを希望された口頭発表17件およびポスター発表30件について、実行委員会が委嘱した審査員パネル47名(セッションオーガナイザー、プログラム委員、本学会委員等から構成)によって発表部門ごとに厳正なる審査を行い、最優秀賞ならびに優秀賞を決定いたしました。

受賞者

【口頭発表部門最優秀賞】
3B-O1-1030(3P-40) 津川裕司(理研CSRS)
演題
「MS-FINDER: ケムおよびバイオインフォマティクスリソースを統合することによる未知化合物の同定戦略」
【ポスター発表部門最優秀賞】
1P-41 和泉自泰(九大生医研・阪大院工)
演題
「超臨界流体クロマトグラフィータンデム質量分析による残留農薬の高感度迅速一斉分析法の開発」
【口頭発表部門優秀賞】
1C-O2-1800(1P-16) 早川英介(九大レドックスナビ)
演題
「スペクトルネットワークと化合物データベースを用いた代謝物構造決定法」
【ポスター発表部門優秀賞】
2P-18 前田直人(大阪府大)
演題
「不斉光解離によるトリプトファンの光学純度決定法」
2P-37 岡橋伸幸(阪大情報)
演題
「動物培養細胞中枢代謝経路における13C代謝フラックス解析法の構築」

受賞された皆様に心よりお祝い申し上げますとともに、惜しくも受賞に至らなかった応募者の方々を含め、若手各位の今後のさらなるご発展を祈念いたします。 また、お忙しい中、審査にご協力くださいました先生方に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。

賞の詳細

賞の名称:
第63回質量分析総合討論会ベストプレゼンテーション賞
応募資格:
代表発表者として発表する40歳(2015年4月1日時点)までの正会員または学生会員(発表申し込み時)
賞の内容:
第63回質量分析総合討論会(2015,つくば)において、研究の質およびプレゼンテーションの正確さ、表現の分かりやすさに関する下記の評価基準に照らし合わせ、優れていると判断された演題の主たる発表者に与えられる賞
  • 研究の質に関する基準項目(配点50%)
    1. 研究目的の新規性、独創性が明確に示されているか
    2. 研究の有用性、将来性が高いか
    3. 結果の解釈と考察が科学的かつ論理的で示唆に富んでいるか
  • プレゼンテーションの正確さ、表現の分かりやすさに関する基準項目(口頭発表)(配点50%)
    1. 各スライドの映写だけでも要点を理解することができるスライド構成か
      (日本語での発表の場合、日本語がわからない人でも理解できる内容か)
    2. 文字や図表の大きさが適切か
    3. 情報が過多ではないか
    4. 用語が正しく使用されているか
    5. 発表での説明がわかりやすく時間配分が適切か
    6. 質問に対する回答が簡潔かつ的確であるか
  • プレゼンテーションの正確さ、表現の分かりやすさに関する基準項目(ポスター発表)(配点50%)
    1. ポスターを見渡して、説明を聞かなくても要点をすぐに理解することができるか
    2. 文字や図表の大きさが適度であり、ある程度離れても解読できるか
    3. 情報が過多ではないか
    4. 用語が正しく使用されているか
    5. 発表者の説明が簡潔かつわかりやすく、説明時間が適切か
    6. 質問に対する回答が簡潔かつ的確であるか
    7. ポスター発表での説明が簡潔かつわかりやすいものであるか

第63回質量分析総合討論会実行委員会