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趣意書
 日本質量分析学会は、第61回質量分析総合討論会を2013年9月10日(火)〜12日(木)の
3日間、茨城県つくば市のつくば国際会議場を会場として開催いたします。
 
 原子・分子レベルでの質量の違いを物理的に分離して高感度分析をおこなうマススペクトロメトリーの応用は、物理学、化学、生物学、医学、薬学、宇宙地球科学などから食品の産地や犯罪捜査など生活に密接する分野まで広がってきています。質量分析計で得られるデータの重要性は惑星探査でも早くから認識されていて、すでに1976年に火星に着陸した探査機ヴァイキングに積まれて火星大気の同位体比測定を行いました。探査機「はやぶさ」によるサンプルリターンでは、微小な粒子の同位体測定によりイトカワという天体の解明において重要な成果を挙げました。医学分野では、細胞レベルでの病理の解明にまで質量分析法の活躍する場が広がりつつあります。
 
 質量分析の原理とその応用の研究の促進と、質量分析技術の進歩発達および普及を目的に設立された日本質量分析学会が毎年開催している質量分析総合討論会は、日本質量分析学会の年一度の最大の年会であり、全国の大学や研究機関だけでなく、多くの国内外の企業からも多数の研究者が参加されています。この討論会は、口頭発表やポスター発表を通じて最新の研究成果の発表と情報交換の場となっているとともに、多くの質量分析関連企業の展示により、最新の分析装置などの情報を直接得ることができる会であることも大きな特色です。
 
 皆様には、本討論会に是非参加され、研究成果を発表し質量分析学の発展に寄与していただくとともに、質量分析法の発展を目の当たりにされ次世代への展開につなげていただきたいと願っております。また若手の育成を期すために、一般応募の発表から5件程度のベストプレゼンテーション賞を出すことを企画しております。
 
 質量分析に関心のある皆様のご参加とご発表を、心よりお待ち申し上げます。
第61回質量分析総合討論会
実行委員長 長尾 敬介


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