第46回 イオン反応研究会/第125回質量分析関東談話会 合同講演会

糖鎖構造解析のための分析技術/糖鎖のフラグメンテーション機構に迫る

主  催: 日本質量分析学会 イオン反応研究部会・関東談話会


後  援: 日本化学会


協  賛: 日本分析化学会


日  時: 平成16年9月1日(水曜日) 13時 - 17時


会  場: 幕張メッセ 国際会議場 301会議室 (JR京葉線 海浜幕張駅より徒歩約10分)
詳しくは幕張メッセホームページをご覧下さい。
http://www.m-messe.co.jp/


今回の講演会は2004分析展(JAIMA)コンファレンスとして行うものです。分析展も含め多数のご参加をお待ちしております。

2004年分析展 http://www.jaima.or.jp/show/


主  題:
糖鎖構造解析のための分析技術/糖鎖のフラグメンテーション機構

   近年のプロテオーム研究の発展には目を見張るものがあるが、その中心主題である「タンパク質の機能解明」には翻訳後修飾をも同定する必要がある。糖鎖付加(グリコシレーション)はタンパク質の機能を制御するとともに、種々の病理発現との関連性も指摘されており、現在タンパク質の糖鎖付加を網羅的に解析しようと言った動きやMS/MSデータベース構築なども視野に入れたプロジェクトが国際的に進行している。このような中で糖鎖の構造解析法について概観するとともに、質量分析法、特にMS/MS法での解析に焦点を当て、糖鎖のフラグメンテーション機構についてこれまでに得られているデータを再統合し、解析を行う。コンピューターによる量子論的取扱いについても考察する。


プログラム:
13:00 - 13:10 開会の挨拶
13:10 - 14:10 質量分析法による複合糖鎖構造解析とフラグメンテーション
    大橋陽子(電通大)
14:10 - 15:00 MS/MS解析におけるグリコシド結合開裂反応とイオン強度との相関
    山垣亮(東大院理)
15:00 - 15:10 休憩
15:10 - 15:35 NMR法による糖鎖の結合解析と溶液中のオリゴ糖鎖コンフォメーション解析
    石塚靖子(産総研)
15:35 - 16:00 NMR法による糖/タンパク質相互作用解析
    金澤健治(産総研)
16:00 - 16:50 MS/MS解析と化学反応論
    福井一彦(産総研)
16:50 - 17:00 さいごに


参加費: 無料


参加登録: 1. 氏名、2. 所属、3. 連絡先(メールアドレス)、4. 所属学会 をE-mailまたは郵便にて下記の申込先までお知らせ下さい。または、2004年分析展のWebページ(http://www.jaima.or.jp/show/)の「入場事前登録」を利用してお申し込みください。


世話人:

笠間健嗣(2004年度イオン反応研究部会・部会長)
中村健道(2004年度関東談話会幹事・代表)

申込先および問合せ先:
 

産業技術総合研究所環境管理技術研究部門 佐藤浩昭 
〒305-8569茨城県つくば市小野川16-1
Tel: 029-861-8303 FAX: 0298-61-8308
E-mail: sato-hiroaki@aist.go.jp