ベストプレゼンテーション賞

第62回質量分析総合討論会討論会ベストプレゼンテーション賞受賞者

 第62回質量分析総合討論会討論会では、若手の育成を期すために、ベストプレゼンテーション賞を設けました。エントリーされたポスター発表の中から、下記の評価基準に基づき、実行委員会が委嘱した32名の審査員(本学会委員、学会誌編集委員から構成)の厳正なる評価により、9件の発表をベストプレゼンテーション賞優秀賞として選出しました。 その9件から、討論会実行委員会が3件の最優秀賞を選出しました。

受賞者

【ベストプレゼンテーション賞最優秀賞】
1P-23 吉村健太郎(山梨大学)
演題
「短針エレクトロスプレーイオン化法と汎用帰納的推論機械を用いた診断システムの開発と応用」
3P-28 嶋津 亮(関西大学)
演題
「タッピング型走査プローブエレクトロスプレーイオン化法によるPMMA フィルム表面の添加剤のイメージング質量分析」
3P-36 三枝大輔(東北大学)
演題
「LC-MS/MSによる生体試料を用いた超高感度標的リピドミクス解析手法の構築」(3A-O1-0940)
【ベストプレゼンテーション賞優秀賞】
1P-18 中村 丈(山梨大学)
演題
「質量分析型診断装置の開発に向けた生体成分発現マップの構築」
1P-34 松田菜津季(横浜市立大学)
演題
「大気圧下での負イオン付加対の生成と水素引き抜き反応」
2P-03 井本英志(大阪大学)
演題
「皮膚組織内の薬剤分析に向けたレーザーイオン化イメージング質量分析法の開発」
2P-21 岡橋伸幸(大阪大学)
演題
「細胞内遊離代謝物質の13C同位体標識比率の計測による代謝フラックス解析」
2P-31 伊藤智子(大阪大学)
演題
「大気圧プラズマジェット照射による真鍮表面における硝酸化合物および亜硝酸化合物の生成」
3P-03 栗田匡拓(関西大学)
演題
「SERS/SALDI連携分析のための銀ナノ粒子担持コンパクトディスク基板」

彰式は大会最終日(5月16日)に行われ、受賞者には賞状と副賞が贈呈されました。
最優秀賞には賞金5万円、優秀賞には図書カード(5千円)が副賞として贈られました。
副賞賞金は下記の三社(順不同)に御協賛いただきました。厚く御礼申し上げます。
  株式会社エービー・サイエックス
  サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
  株式会社島津製作所
受賞者の皆様の研究の今後益々のご発展をお祈りいたします。
お忙しい中、審査いただいた学会委員、学会誌編集委員各位に厚く御礼申し上げます。

賞の詳細

名称:第62回質量分析総合討論会ベストプレゼンテーション賞最優秀賞および優秀賞
内容:第62回質量分析総合討論会(2014,大阪)におけるポスター発表の中から、研究の質、プレゼンテーションの正確さ、表現の分かりやすさに関する下記の基準項目に照らし合わせ、すぐれていると判断された演題の主たる発表者に与えられる賞
  • 研究の質に関する基準項目(配点50%)
    1. 研究目的の新規性、独創性が明確に示されているか
    2. 研究の有用性、将来性が高いか
    3. 結果の解釈と考察が科学的かつ論理的で示唆に富んでいるか
  • プレゼンテーションの正確さ、表現の分かりやすさ関する基準項目(配点50%)
    1. ポスターを見渡して、説明を聞かなくても要点をすぐに理解することができるか
    2. 文字や図表の大きさが適度であり、ある程度離れても解読できるか
    3. 情報が過多ではないか
    4. 用語が正しく使用されているか
    5. 発表者の説明が簡潔かつわかりやすく、説明時間が適度か
    6. 質問に対する回答が簡潔かつ的確であるか
    7. 説明している相手以外の聴衆全体に対する配慮があるか

第62回質量分析総合討論会実行委員会